スタッフブログ
2016年4月 8日 金曜日
スタッフブログ 「決算期をまたぐ売上計上等の「期ズレ」に注意しよう」
○決算期によくある期ズレとは?
一般に売上取引は、「納品→請求(請求書発行)→入金」といった流れで行われますが、この流れが決算日をまたいで行われると、売上計上の誤りが起こりやすくなります。
例えば、決算日が3月31日、請求書の締め日ば毎月20日の会社が、決算月の3月21日から31日までの売上を4月(来期)に計上してしまうといったことがよくあります。これが期ズレです。
○売上計上のタイミングに注意
期ズレで注意するのは、売上を計上するタイミングです。
売上は、原則として「商品を引き渡した日」に計上します。言い換えると、納品やサービスの提供が完了した時点となります。
つまり、請求書を発行した時でもなく、代金が入金された時でもありません。これは、商品の出荷→納品→入庫など物の動きを見て取引を売上(記帳)する「発生主義」によるものです。
冒頭の例のように、決算月の3月に納品が完了している場合は、請求書の発行が4月であっても、原則として今期の売上になります。
反対に、すでに前金として代金を受け取っていても、今期中に納品していないのであれば、決算時に前受金として処理し、来期に納品が行われた時に売上を計上します。
----TAO税理士法人オフィスニュースより----
一般に売上取引は、「納品→請求(請求書発行)→入金」といった流れで行われますが、この流れが決算日をまたいで行われると、売上計上の誤りが起こりやすくなります。
例えば、決算日が3月31日、請求書の締め日ば毎月20日の会社が、決算月の3月21日から31日までの売上を4月(来期)に計上してしまうといったことがよくあります。これが期ズレです。
○売上計上のタイミングに注意
期ズレで注意するのは、売上を計上するタイミングです。
売上は、原則として「商品を引き渡した日」に計上します。言い換えると、納品やサービスの提供が完了した時点となります。
つまり、請求書を発行した時でもなく、代金が入金された時でもありません。これは、商品の出荷→納品→入庫など物の動きを見て取引を売上(記帳)する「発生主義」によるものです。
冒頭の例のように、決算月の3月に納品が完了している場合は、請求書の発行が4月であっても、原則として今期の売上になります。
反対に、すでに前金として代金を受け取っていても、今期中に納品していないのであれば、決算時に前受金として処理し、来期に納品が行われた時に売上を計上します。
----TAO税理士法人オフィスニュースより----